神輿甚句@御瀧不動尊

毎年、8月27日の夜に開催される御瀧不動尊の渡御で撮った動画から、なんとか聞き取った歌詞です。

一(いち)で 相州 一宮(いちのみや)
二(に)また 日光 東照宮
三(さん)で 讃岐の金毘羅さん
四(し)また 信濃の善光寺
五(いつ)つ 出雲(いづも)の大社(おおやしろ)
六(むっ)つ 村々 鎮守様
七(なな)つ 成田のお不動さん
八(やっ)つ 八幡(やわた)の八幡宮(はちまんぐう)
九(ここの)つ 高野(こうや)の弘法寺(こうぼうじ)
十(とお)で 東京の 二重橋

頃は六月田植時
姉は妹に負けまいと
妹は姉に負けまいと
一生懸命田植えする
そこへ遥かの彼方より
一羽の穴蜂飛んできた
妹のおそそにちょいと止まり
姉さん姉さん取っとくれ
取ってやるのは易(やす)けれど
昔の御仁の言うことにゃ
穴蜂ゃ他人の手にかかる

箪笥 長持 鋏箱
これだけ持たせてやるからにゃ
二度と戻ると思うなよ
父さん 母さん そりゃ無理よ
西が曇れば雨とやら
東が曇れば風にやら
千石積んだる船でさえ
雨風吹けばよ出てこない

初めて会ったは汽車の中
二度目に会ったは四畳半
手と手と足と手と足と
互いに触れ合う夢心地
主(ぬし)さんできたらどうするの
心配するなよ花ちゃんよ
男ができたら軍隊に
女ができたら看護婦に
どちらができてもよ 国のため

御瀧不動尊のお祭りは宵宮で日付が固定なので、平日の夜だったりするとなかなか行けません。
この動画を撮った時は、たぶん週末にあたる年だったのでしょう。担ぎ手が結構集まってますね。

どうしても聞き取れない箇所があったりして、なにかヒントはないかと検索をしてみたら、すごく似ているけど言葉の端々がちょっと違うものが見つかりました。各地方や会で歌い継がれるうちに派生していったのでしょうか。

最後に神輿を担いでから随分経ちます。
再開されても、体力的についていける気がしません(汗)

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